再び繋がれた縁・終活年賀状もあれば年賀状でまた繋がることもある
2023年01月12日
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松の内もとうに過ぎましたが(地域によって違うのでしょうが)、我が家への今年の年賀状は、10日まで配達されていました。
郵便配達事情が変わってきていますし、7日からの3連休は配達がなかったのも影響しているのでしょうか、10日にも十数枚が届きました。
遅ればせながら、今年送られてきた年賀状を読みながら感じたことを書いてみます。
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「今年で年賀状を終わりにしたい」という終活年賀状、年賀状じまいが増えてきたと感じました。
ここ数年、毎年何人かからそういったものが送られてくることがあり、今年が特別多かったというわけではないのですが、私たち夫婦も「年賀状はいつまで?」という会話を交わしていたので、「あぁ、この人も」と感じたのかもしれません。
なかには、「これでおしまいにしますが、また復活するかもしれません」というものもありました。細く繋がっていたいということでしょうか。
「定年を機に」という方も多かったです。区切りをつけるには「定年」というのはひとつのきっかけになるのでしょう。夫もそうするつもりだと言っていました。
では、専業主婦の私は?定年はないし、いつを区切りにしたらいいの?そんなことも考えました。
そして気づいたのが、終活年賀状が届くのはもっぱら夫のみにだということ。私はその昔、OL時代の「会社のお母さん」のような方からいただいたのみです。その方ももう亡くなりましたが。
60代の私の友人たちは、専業主婦かパート主婦が多いです。私への終活年賀状がないのは、そのせいもあるのかもしれません。「定年」という仕事の一区切りがあると、特に仕事関係の繋がりは終わりにしようと思えるのかもしれませんね。

高校時代の恩師は、おそらく100歳を超えていると推察されます。卒業後ずっと年賀状のやり取りがあり、結婚式にも来ていただきました。数年前の同窓会には、外での移動は車椅子ではあるもののお元気に出席されていて、この恩師に会うために新幹線利用という遠距離でも参加する気持ちになったものです。
その恩師への年賀状が「宛所不明」ということで戻ってきました。施設に入居されてご自宅は売却されたのか、それとも・・・とあれこれ考えましたが、年齢的にはどんなことがあってもおかしくありません。いずれ同窓会誌などをとおして状況を知ることとなるのでしょう。
これまでお世話になったことに対して、改めて感謝の思いがあふれてきました。
父方のいとこたちとは、特に親しかった同士で年賀状のやり取りをしていて、それは妹たちも同様でした。
すべての叔母や叔父には送っていたものの、疎遠になっていたいとこたちもいます。直近で顔を合わせたのは、伯父が亡くなった15年ほど前、葬儀の席です。
2年前に母が亡くなったとき、父の代わりにいとこたちに連絡したことがきっかけで、お互いの携帯番号を知ることとなりました。
95歳の父の兄弟姉妹5人のうち、存命なのは妹2人のみ。その2人も健康に問題がないわけではありません。
そんなこともあってか、その子どもであるいとこたちが叔母たちに代わって年賀状を送ってくれたようです。すでに親が亡くなっているいとこたちからも受け取りました。
それらを見て思ったのは、今まで親同士で連絡し合っていたことを、これからは子ども世代がやっていくのだろうということです。
とはいえ、そのいとこだって最年長は70代半ばです。それでももう年賀状を書くことのない親たちに代わって、近況報告をし合うのも子どもの役割と感じた次第です。
昭和初期生まれの親たちですから、兄弟姉妹や親戚同士で助け合うのは当たり前。何かあれば長男の元に集まって祖母を囲む。そんな風景を見ながら私は育ってきました。
だからこそ、子どものころは頻繁な行き来がありました。遊びに行ったり来たり、泊まりに行ったり来たり、一緒に遊びに行ったり旅行へ行ったり。母の入院の際には、幼い妹たちが叔母の家に預けられたこともあります。
そんな関係性だったからこそ、長い時間が経った今でも自然と繋がり合えたのだと思います。
母が亡くなったことをあるいとこに連絡したとき、携帯番号を知らない別のいとこの番号を尋ねるのに、本人の了承を取ってから教えてもらいました。「いとこなんだから、了承も何も教えてあげて構わないわよ~」と言われたと連絡がありました。
その言葉を聞いたとき、またその番号に電話をして久しぶりに声を聞いたとき、子ども時代の感覚がよみがえってきました。「〇〇ちゃん」「●●ちゃん」といい年をした大人が呼び合って。長い空白の時間が一気になくなったように感じました。
これからはこの便利なツールなしでは生きていけないことも理解しています。
年に一度の年賀状。もうなくてもいいのかな、という気持ちもありますが、書くことが難しくなるまでは、年賀状を一切送らなくなることはないでしょう。
今年復活したいとこたちとの縁も大事にしていきたいと思っていますし、年に一度でも繋がっていたい友人知人たちとは細く長くの関係を続けていきたいです。
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松の内もとうに過ぎましたが(地域によって違うのでしょうが)、我が家への今年の年賀状は、10日まで配達されていました。
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遅ればせながら、今年送られてきた年賀状を読みながら感じたことを書いてみます。
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終活年賀状が増えた

「今年で年賀状を終わりにしたい」という終活年賀状、年賀状じまいが増えてきたと感じました。
ここ数年、毎年何人かからそういったものが送られてくることがあり、今年が特別多かったというわけではないのですが、私たち夫婦も「年賀状はいつまで?」という会話を交わしていたので、「あぁ、この人も」と感じたのかもしれません。
なかには、「これでおしまいにしますが、また復活するかもしれません」というものもありました。細く繋がっていたいということでしょうか。
「定年を機に」という方も多かったです。区切りをつけるには「定年」というのはひとつのきっかけになるのでしょう。夫もそうするつもりだと言っていました。
では、専業主婦の私は?定年はないし、いつを区切りにしたらいいの?そんなことも考えました。
そして気づいたのが、終活年賀状が届くのはもっぱら夫のみにだということ。私はその昔、OL時代の「会社のお母さん」のような方からいただいたのみです。その方ももう亡くなりましたが。
60代の私の友人たちは、専業主婦かパート主婦が多いです。私への終活年賀状がないのは、そのせいもあるのかもしれません。「定年」という仕事の一区切りがあると、特に仕事関係の繋がりは終わりにしようと思えるのかもしれませんね。
高齢の方から返送されてきた年賀状

高校時代の恩師は、おそらく100歳を超えていると推察されます。卒業後ずっと年賀状のやり取りがあり、結婚式にも来ていただきました。数年前の同窓会には、外での移動は車椅子ではあるもののお元気に出席されていて、この恩師に会うために新幹線利用という遠距離でも参加する気持ちになったものです。
その恩師への年賀状が「宛所不明」ということで戻ってきました。施設に入居されてご自宅は売却されたのか、それとも・・・とあれこれ考えましたが、年齢的にはどんなことがあってもおかしくありません。いずれ同窓会誌などをとおして状況を知ることとなるのでしょう。
これまでお世話になったことに対して、改めて感謝の思いがあふれてきました。
いとこたちとまた繋がることができた
今年はこれまで年賀状のやり取りがなかったいとこたちからの年賀状も多く受け取りました。父方のいとこたちとは、特に親しかった同士で年賀状のやり取りをしていて、それは妹たちも同様でした。
すべての叔母や叔父には送っていたものの、疎遠になっていたいとこたちもいます。直近で顔を合わせたのは、伯父が亡くなった15年ほど前、葬儀の席です。
2年前に母が亡くなったとき、父の代わりにいとこたちに連絡したことがきっかけで、お互いの携帯番号を知ることとなりました。
95歳の父の兄弟姉妹5人のうち、存命なのは妹2人のみ。その2人も健康に問題がないわけではありません。
そんなこともあってか、その子どもであるいとこたちが叔母たちに代わって年賀状を送ってくれたようです。すでに親が亡くなっているいとこたちからも受け取りました。
それらを見て思ったのは、今まで親同士で連絡し合っていたことを、これからは子ども世代がやっていくのだろうということです。
とはいえ、そのいとこだって最年長は70代半ばです。それでももう年賀状を書くことのない親たちに代わって、近況報告をし合うのも子どもの役割と感じた次第です。
親たちの在り方に感謝
いとこたちと再び年賀状で繋がることができたのは、親たちの兄弟姉妹関係の影響が大きいと思われます。昭和初期生まれの親たちですから、兄弟姉妹や親戚同士で助け合うのは当たり前。何かあれば長男の元に集まって祖母を囲む。そんな風景を見ながら私は育ってきました。
だからこそ、子どものころは頻繁な行き来がありました。遊びに行ったり来たり、泊まりに行ったり来たり、一緒に遊びに行ったり旅行へ行ったり。母の入院の際には、幼い妹たちが叔母の家に預けられたこともあります。
そんな関係性だったからこそ、長い時間が経った今でも自然と繋がり合えたのだと思います。
母が亡くなったことをあるいとこに連絡したとき、携帯番号を知らない別のいとこの番号を尋ねるのに、本人の了承を取ってから教えてもらいました。「いとこなんだから、了承も何も教えてあげて構わないわよ~」と言われたと連絡がありました。
その言葉を聞いたとき、またその番号に電話をして久しぶりに声を聞いたとき、子ども時代の感覚がよみがえってきました。「〇〇ちゃん」「●●ちゃん」といい年をした大人が呼び合って。長い空白の時間が一気になくなったように感じました。
おわりに
インターネットがない時代とある時代の両方を経験しているシニア世代。どちらにもある便利さと不便さ、利点と弊害も十分わかっている世代でしょう。これからはこの便利なツールなしでは生きていけないことも理解しています。
年に一度の年賀状。もうなくてもいいのかな、という気持ちもありますが、書くことが難しくなるまでは、年賀状を一切送らなくなることはないでしょう。
今年復活したいとこたちとの縁も大事にしていきたいと思っていますし、年に一度でも繋がっていたい友人知人たちとは細く長くの関係を続けていきたいです。
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今日のおまけ
最近見た韓国映画
王の涙 イ・サンの決断
李朝第22代国王イ・サンを狙った実在の暗殺ミステリーをもとにした、運命の24時間を描いた映画。
キャスト
李朝第22代王 イ・サン(正祖):ヒョンビン
尚冊 カプス:チョン・ジェヨン
刺客 ウルス:チョ・ジョンソク
英祖(イ・サンの祖父)の後妃 貞純王后(王大妃):ハン・ジミン
韓ドラ「イ・サン」ではヒロインのソンヨンだったハン・ジミンが、この映画ではイ・サンの敵役の 貞純王后(王大妃)として出演。いつもは可愛らしいハン・ジミンが別人のよう。さすが役者さん!
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