広告にだまされた？欲しかった情報は入手できなかったけれど大事な思いを再確認できた

2022年11月20日

2023年05月17日

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あちこちでみかけるネット広告。検索していること、よく見ているものなどによっても出てくるものが変わりますね。

車の買い替えを検討していたとき、頻繁に出てきたのは探していた車ではなく同業他社の車。世界的な自動車会社ですから当たり前ですが、PCを前に笑ってしまいました。

そんなネット広告。時々ほしい情報がありそうなときは、クリックしてみるのですが、先日は思っていたものとは全く違うものが出てきてがっかりしました。「だまされた」は言い過ぎですけどね。

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長々と読まされた挙句に

それは時計の広告でした。壊れた時計を修理してくれるように見えたのですが、実際は買取の広告。あとからよくよく見れば、どちらにも解釈できる見出しです。しかも買取だとわかるのはだいぶ読み進めたあとで。もうがっかりです。

というのも、父から祖父の懐中時計を譲り受けていたからです。壊れていて、父も修理をしようと思ったそうですが、なにせ古いものなので修理できるところが見つからなかったと。「それでもよければ」とまだ父が元気だったころにもらってきました。

父はインターネットを使いませんでしたので、自分で探せる範囲で、動ける範囲で時計店を探したそうです。ネットで探せば全国どこかで修理ができるかもしれないと考えましたが、なかなか見つからず。急ぐものでもないし、「いつか修理できれば」ぐらいに思っていました。そんなときに見つけた広告だったので期待したのですが残念です。

ウォルサム（WALTHAM）の懐中時計と祖父

祖父の懐中時計はアメリカのウォルサム（WALTHAM）製。アメリカ最古の時計ブランドだそうですね。日本の平和堂貿易の100％子会社になっていたそうですが、その平和堂貿易も倒産してしまったそうで。

終戦後まもなく亡くなったので、祖父には会ったことはありません。家も家業も何もかも空襲でなくなったそうなので、写真も残っていません。父の子どものころの写真ですら1枚しかありませんから。

私にとっては何の思い出もない祖父ですが、幼いころから父はあれこれ話を聞かせてくれました。そのせいでしょうか、「知らないおじいちゃん」とは思えないのです。

だからこそこの懐中時計は大事に持っていたいのです。修理ができなかったとしても。

おわりに

大事な時計だからこそ、広告に大きな期待をしてしまったようです。

でも久しぶりにこの懐中時計を取り出して手にすることができましたし、父や祖父にも思いを馳せることができました。それで十分。今はそう思っています。

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今日のおまけ

最近見終わった韓ドラ

花様年華～君といた季節～

初恋の相手と思わぬ形で再会。2人が学生だった1990年代と現在とを行ったり来たりしながら進んでいくラブストーリーです。あのころとはお互いに変わってしまった2人は・・・。

タイトルの「花様年華」は「人生の中で最も美しく輝く時」という意味だそうです。

キャスト
ハン・ジェヒョン（ヒョンソングループ会長の婿、ヒョンソン流通副社長）：ユ・ジテ
ユン･ジス（ジェヒョンの元恋人、シングルマザー、ピアノ講師）：イ・ボヨン
ハン・ジェヒョン（学生時代）：ジニョン
ユン・ジス（学生時代）：チョン･ソニ
チャン・ソギョン（ジェヒョンの妻、ヒョンソン流通代表、会長の娘）：パク・シヨン
チュ・ヨンウ（ジェヒョンの後輩、ジスの大学同期）：イ･テソン

学生時代のジェヒョンとジスがとにかく可愛らしい、そして切ない。
流れてくる音楽も心に沁みます。