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親が子どもの帰省を負担に感じ始めたのは70代だった。そんな日が来るとは思わなかった。

2022年08月20日
シニア主婦のこころ・つぶやき
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この夏は行動制限のない夏となり、旅行や帰省など楽しまれた方も多いことでしょうね。

我が家ではお盆に特にどこへ行ったというわけでもなく、息子夫婦が1泊2日で遊びに来たこと以外は、通常どおりの生活でした。

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夏と冬の帰省

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子どもたちが小さいころから、夏休みや年末年始は帰省をして、両親や義両親と過ごしていました。

25年ほど前までは義実家は車で30分ほどのところに、私の実家は高速道路を使って2時間ほどのところにあったので、比較的行きやすい距離でした。

その後はどちらからも遠距離になったので、帰省といえば旅行みたいなものでしたね。
車で休み休み運転しながら、半日以上かかっていましたから。

我が家では、夏と冬の帰省は年中行事のようなもの。
子どもたちの受験の年でもどうにか日程をやりくりして、短期間でも行くようにしていました。

親が帰省を負担に感じ始める様子を見せる

数日泊まるため実家でも義実家でも、様々な準備をして待っていてくれていました。

当時は遠距離でなかなか会えないため、「子どもたちの顔を見せに行く」という気持ちの中に、「親たちのためにしている」という思いがあったように今は感じます。

「してやっている」とまでは思いませんが、「遠くて大変だけど親たちのためにはね・・・」という気持ちが夫にも私にもあったのです。
それぞれの実家に帰ることが親孝行だと。

まさか親たちが帰省を負担に感じるようになる日が来るなんて、想像もしませんでした。

義父があるときボソッと言いました。
「布団を干したりするのもだんだん大変になってくるんだよな」

義実家では、布団を干すために2階へ上がらなければなりません。
大きな布団を抱えて細い階段を上り下りするのが、重労働なってきている様子でした。

夫は「自分たちでやるから」とは言いましたが、義父の言葉にはそれ以外にも負担を感じ始めているのが垣間見られたのです。

あとから考えると、診断はされていなかったものの義母に認知症の症状が出始めていました。
そのため義両親の日々の暮らしが、少しずつ変化し始めていたのでしょう。

私の両親は元気でしたが義両親よりもだいぶ年上であったため、どちらの実家へも顔は出すけれど、宿泊はホテルにしようと思うようになりました。

近くに住んでいたらまた違ったのでしょうね。
日帰りで顔を出せる距離なら。


義母との最後の旅行

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子どもたちが中学生になったころから、義母は認知症の症状が少しずつ出るように。

ある年末、義母と一緒に旅行へ行けるのはもう最後かもしれないと思い、帰省の代わりに温泉旅行に行くことにしました。
2泊3日でしたが、1台の車に乗って観光をしたり地元の美味しいものを食べたり。

宿では迷ってしまうため、お風呂は私と一緒に。
常に誰かが義母に寄り添っていなければなりませんでしたが、行ってよかったと思っています。

予想どおりそれが義両親との最後の旅となってしまいましたから。

続いて両親や妹たち家族との旅行へ

義両親との2泊3日の旅が終わり、義実家へ送り届けてそのまま私の実家へ。
こちらも実家で過ごすのではなく、旅行にしました。

実家へ帰省するときは妹たち家族も集まるため、多いときには12人にもなります。
そろそろ両親の負担も考えないと・・・と妹たちとも話し合い2泊3日の旅に。

その年の帰省は旅から旅へとなり、かなり疲れましたが、義母も母も亡くなった今では、あのとき行っておいてよかったと感じています。

そしてその翌年からの帰省は、ホテルに泊まることにしました。


おわりに

こんなことを思い出したのは、息子夫婦が帰ったあとに寝具の手入れや片付けをしていたとき。
以前なら一気に洗濯や寝具の片付けをしていましたが、今回は一度にできずに何日かに分けてやったからです。

あぁ私も年だな、と思った瞬間、4人の親たちのことを思い出しました。

息子夫婦が来てくれることは、今は楽しみでしかありません。
でも10年後はどうでしょうか。
20年後は。

親たちが私たちの帰省を負担に感じ始めた年齢になっても、今と同じように迎えることができるでしょうか。
自信はありません。

そうなったときの思いを、誤解なく上手に伝える自信もないです。

息子たちは近県に住んでいて日帰りできる距離なので、あまり心配しなくても大丈夫かもしれませんけど。

そうなるかもしれないし、ならないかもしれないし。
今から心配しても仕方ありませんね。

時々顔を見せてくれるだけで十分。
その時間を楽しみたいです。


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今日のおまけ

最近見終わった韓ドラ

ブラックドッグ ~新米教師コ・ハヌル~

私立高校の臨時採用で念願の教師になったコ・ハヌル。
臨時採用とはいえ、生徒たちにとっては教師という立場は同じ。

教員の派閥争いや、正規採用と臨時採用の大きな差。
様々な経験をしながら、生徒たちのことを最優先に考えて奮闘していくハヌル。

自身が高校生のときのある臨時採用教師との関わりから、「なぜ私のために、あそこまでできたのだろう」を追求していく。



キャスト

コ・ハヌル(私立テチ高校の臨時採用教師):ソ・ヒョンジン
パク・ソンスン(テチ高校進学部長、国語教師):ラ・ミラン
ト・ヨヌ(進学部教師、国語教師)ハジュン
ペ・ミョンス(進学部教師、生物教師):イ・チャンフン
チ・ヘウォン(臨時採用教師、国語教師):ユ・ミンギュ

学校という場を生徒としては何年も経験しているので、どういう場所かを知っているつもりではいたけれど、このドラマを通して教師の側、学校の側から見つめることができました。

ひとつの職場としての学校。
新人教師の奮闘や成長だけでなく、そんな視点で見るのも面白いです。

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汐見瑠璃子
この記事を書いた人: 汐見瑠璃子

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シニア世代の専業主婦です。
マイペースで穏やかに生きていきたい・・・。

もう一度自分自身と向き合って生きていきたいと思っています。

シニアのライフスタイルや直面している親の介護のこと、お気に入りのものや美味しいものなどについて書いていきます。

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