認知症の症状が少し進んだ様子の父・入院が影響しているのか、進行の時期に来ているのか
2022年07月12日
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施設で暮らしている父は、1か月半前に20日ほどの入院をしました。
現在はまた施設で穏やかに暮らしていますが、退院後から認知症が進んできているような様子が見られるようになってきました。
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父の入院は骨折でしたので、内臓的には何の問題もありませんでした。
ただ動けないため、ベッド上でのみ生活していました。
さらにコロナ禍で面会禁止。
家族といえども会うことはできません。
必然的に会話も激減です。
高齢者は入院という環境変化によって、せん妄を起こすことがあるのはよく知られていることです。
環境が変わり、活動量が減り、会話が減り、と認知機能が低下する要因がいくつも出てきてしまうのです。
退院してしばらくは、いつもよりぼーっとしている感じはありましたが、徐々に入院前の様子を取り戻していました。
またリハビリを続けています。
今までは自分の携帯で電話をかけてくることもありましたし、こちらからの電話にも出てくれていました。
それが最近では出ないことが少し増えてきました。
施設のスタッフによれば、退院後寝ていることが増えているそうです。
眠っていて電話に出ないだけでなく、調子の悪いときは鳴っている携帯の音に気付かないようです。
携帯の音が自分のものと感じられなくなっていることがあるのでしょう。
電話でも会って話していても、つじつまの合わないことを言うようになってきました。
しばらく話していると落ち着くのですが、認知機能は確かに低下しているようです。
入院の影響なのか、それとも病状が進行する時期なのか。
こればかりはどちらとも言えませんし、両方かもしれません。
父の病状は、今まではとても緩やかに進んでいると感じていました。
このままでいてくれたらなぁ、と思うこともしばしば。
でもそれは叶いません。
進行していくのが当たり前なのですから。
それでも父らしさは失われていないし、家族を思いやる気持ちや、スタッフに感謝する気持ちが十分にあるとわかります。
以前と同じような冗談が出ることもあり、そんな言葉を聞くと私たち家族は「今日は調子がよさそうだね」と思うのです。
いずれはもっと進行して、言葉も出にくくなるでしょう。
90代半ばですから、病気の進み方と寿命との競争と言ってもおかしくありません。
どんな状態になっても父は父。
私の父であることには変わりありません。

親はいつまでも元気でいてくれる。
ありえないことなのに、そんなふうに思ってしまうものです。
でも現実を見つめないと。
いつかはいなくなるということを認めないと。
父の様子の変化を感じながら、そんなことを考えていました。
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現在はまた施設で穏やかに暮らしていますが、退院後から認知症が進んできているような様子が見られるようになってきました。
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入院による認知症への影響

父の入院は骨折でしたので、内臓的には何の問題もありませんでした。
ただ動けないため、ベッド上でのみ生活していました。
さらにコロナ禍で面会禁止。
家族といえども会うことはできません。
必然的に会話も激減です。
高齢者は入院という環境変化によって、せん妄を起こすことがあるのはよく知られていることです。
環境が変わり、活動量が減り、会話が減り、と認知機能が低下する要因がいくつも出てきてしまうのです。
退院してしばらくは、いつもよりぼーっとしている感じはありましたが、徐々に入院前の様子を取り戻していました。
退院から約1か月
まだまだ骨折以前の状態ではありませんが、徐々に回復してきています。またリハビリを続けています。
今までは自分の携帯で電話をかけてくることもありましたし、こちらからの電話にも出てくれていました。
それが最近では出ないことが少し増えてきました。
施設のスタッフによれば、退院後寝ていることが増えているそうです。
眠っていて電話に出ないだけでなく、調子の悪いときは鳴っている携帯の音に気付かないようです。
携帯の音が自分のものと感じられなくなっていることがあるのでしょう。
電話でも会って話していても、つじつまの合わないことを言うようになってきました。
しばらく話していると落ち着くのですが、認知機能は確かに低下しているようです。
入院の影響なのか、それとも病状が進行する時期なのか。
こればかりはどちらとも言えませんし、両方かもしれません。
どんな状態でも父は父
認知症は進行する病気で、まだ治療法もありません。父の病状は、今まではとても緩やかに進んでいると感じていました。
このままでいてくれたらなぁ、と思うこともしばしば。
でもそれは叶いません。
進行していくのが当たり前なのですから。
それでも父らしさは失われていないし、家族を思いやる気持ちや、スタッフに感謝する気持ちが十分にあるとわかります。
以前と同じような冗談が出ることもあり、そんな言葉を聞くと私たち家族は「今日は調子がよさそうだね」と思うのです。
いずれはもっと進行して、言葉も出にくくなるでしょう。
90代半ばですから、病気の進み方と寿命との競争と言ってもおかしくありません。
どんな状態になっても父は父。
私の父であることには変わりありません。
おわりに

親はいつまでも元気でいてくれる。
ありえないことなのに、そんなふうに思ってしまうものです。
でも現実を見つめないと。
いつかはいなくなるということを認めないと。
父の様子の変化を感じながら、そんなことを考えていました。
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