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かかりつけ薬剤師・薬局のありがたさ|親の介護で経験したこと

2021年03月31日
親の介護・見守り・サポート
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かかりつけ医を持つ安心感と選び方・乳がん検診について聞いてみました」という記事を、以前に書きました。

私自身はかかりつけ医が院内処方のため、特にかかりつけ薬局があるわけではありませんが、実家の父はどの医療機関にかかろうと、いつも同じ調剤薬局を利用しています。
父にとってのかかりつけ薬局です。

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かかりつけ薬剤師とは


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かかりつけ薬剤師・薬局は、2016年4月からスタートした制度だそうです。
毎回同じ薬剤師を「かかりつけ薬剤師」とすることで、「自分ことをよく知る薬のパートナー」にできるというわけです。

患者側が薬剤師を指名して、「かかりつけ薬剤師」とすることができますが、かかりつけ薬剤師に対応してもらうと、「かかりつけ薬剤師指導料」が発生するそうです(3割負担で60~100円)。
ただし、かかりつけ薬剤師が勤務の都合で不在のときはほかの薬剤師が担当し、その場合はかかりつけ薬剤師指導料」はかかりません。

かかりつけ薬剤師を指名しない場合は、薬局内の薬剤師が対応します。


かかりつけ薬局とは


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病院やクリニックなどにかかったときに処方箋ををもらうことがありますが、私はたいていその近くにある薬局に持って行って薬を出してもらっています。
いわゆる門前薬局ですね。

その場合でもお薬手帳を持っていきますし、院内処方のかかりつけ医から出されている薬の説明書を提示しいます。

基本的にはどの薬局を選んでもいいわけですが、かかりつけ医同様かかりつけ薬局を決めておけば、相談がしやすくなると思います。
かかりつけ薬局を持つメリットは、まさにそこにあるでしょう。

私とは正反対に、実家の父はどの医療機関にかかっても、その近くの薬局ではなく、いつも決まった薬局に処方箋を持って行っています。


親の介護で経験したかかりつけ薬局のありがたさ


母の在宅介護時、薬の管理は父がしていました。
両親だけの二人暮らしで、私や妹たちが交代で訪問しては介護のサポートをするという状態でした。

両親ともにいくつかの持病があり、父も母も数種類の薬を服用。
日ごろの介護だけでも大変なのに、毎食後2人分の薬の準備をする様子を見ていて、どうにかならないものかと考えていたときに知ったのが薬の一包化です。

薬の一包化とは、朝食後、夕食後など、服用のタイミングが同じものをまとめて一袋にパックすることです。
一包化をしてもらうには、処方する医師の指示が必要ですし、薬の種類によっては、ひとまとめにすることができないものもあります。

初めて母の主治医に一包化をお願いしたとき、主治医は処方箋に書くのを忘れてしまったようです。
それでも両親のかかりつけ薬局で話をしたところ、その場で医師に連絡を取ってくれて、一包化の確認をしてくれました。

診察の付き添いをした私は、そのとき初めて両親のかかりつけ薬局に行きましたが、両親の持病や老老介護であることをしっかりと把握してくれていて、さりげなく気遣ってくれたことを今でもよく覚えています。
離れて暮らす娘としては、とてもありがたかったです。

それから数年経ち、今では父が薬を一包化してもらっています。
一包化された薬は、つながったシートとして手渡されますが、ここ1年で急速に視力が衰えた父は、シートを切り離す位置が見えにくいようです。
ときには違う箇所で切り離してしまい、薬をまいてしまうことも。

そんなこともあって、妹が実家へ行くタイミングと父が薬を受け取るタイミングを合わせて、妹が1袋ずつ切り離してくれています。
それでもうまくタイミングが合わないこともあり、どうしようかと。
父に言えば、自分でできると言うとは思いますが、薬で間違いがあっては大変です。

無理かもしれないけれど・・・と思いながら、父のかかりつけ薬局にお願いしてみたところ、快く引き受けてくれました。
しかも1回限りではなく、今後継続してやってくれると!
こうやって周囲の人たちの手助けを受けながら、父の生活が回っていることに感謝の思いでいっぱいです。


おわりに


高齢になってくると、「できていたことができなくなる」ということが増えていきます。
できなくなることに父はショックを受けながらも、徐々に受け入れつつあるようです。
90代ですから当たり前のことなのですけどね。

通い慣れた薬局があるということは、手助けをしてくれる場所がひとつ増えることでもあると感じました。
それは親と離れて暮らす場合、本当にありがたいことです。
もちろん家族でできることはしていきますが、それだけでは回らないこともあります。

介護サービスだけでなく、こういったつながりも大事だと感じた次第です。
そしてそう遠くない将来に、自分にも起こり得ることと思っています。

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汐見瑠璃子
この記事を書いた人: 汐見瑠璃子

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シニア世代の専業主婦です。
マイペースで穏やかに生きていきたい・・・。

もう一度自分自身と向き合って生きていきたいと思っています。

シニアのライフスタイルや直面している親の介護のこと、お気に入りのものや美味しいものなどについて書いていきます。

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